セカンド・ラブ

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『♪恋も二度目なら 少しは上手に 愛のメッセージ 伝えたい~』と歌ったのは中森明菜でしたか。絶頂期の頃には彼女の良さがあまり分からず、多少大人になってから「なるほど、ああいうのもアリなんだな」と気付いたという記憶があります。

当時(高校生)の管理人は、河合奈保子派だったのですが、クラスでは小泉今日子派が一大勢力を誇っており、孤軍奮闘を続ける柏原芳恵派のn君と互いに辛酸を舐め合ったのでした(笑)。そんな河合奈保子ですが、ほどなくして大阪でラジオのレギュラーが始まり、楽しみに聞き始めたところ、嘉門達夫のクソ面白くも無い話にケラケラと笑うのを聞き、一気に熱が冷めてしまい、いつしか歌も全く聞かなくなったのでした。

随分と後になってから「あの笑いは営業スマイルだったのでは?!」と思ったりもしたものの、現在ご本人はオーストラリアで生活されている様子なので残念ながら確認するすべもありません(聞こうとするな)。いやぁ、管理人も若かったなと(^^;)。

という話とは全く関係無く。

「セカンド・ラブ」 - 乾くるみ

1983年元旦、僕は春香と出会う。僕たちは幸せだった。春香とそっくりな女・美奈子が現れるまでは。良家の令嬢・春香と、パブで働く経験豊富な美奈子。うりふたつだが性格や生い立ちが違う二人。美奈子の正体は春香じゃないのか?そして、ほんとに僕が好きなのはどっちなんだろう。

帯にデカデカと『イニシエーション・ラブのショック、再び!』とか書かれていまして、確かに[イニシエーション・ラブ]には衝撃を受けましたので「そういう話だ」と身構えて読んでしまったために、途中でプロローグを読み返した時に大体オチが想像付いてしまいました。

登場人物(主に春香)の設定と行動にあまりに説得力が無いので、どうしても無理矢理感が出てしまっています。やっぱり1作目の出来が良いと、よほどの事が無い限り前作を越えるのは難しいでしょうね。ちょっと残念。

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このページは、skoyamaが2012年7月 6日 00:51に書いたブログ記事です。

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