GUNSLINGER GIRL

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14巻です。

ここにきて主要人物がバタバタと死にかけたので、今巻で終りなのかと思ったらまだ続きました。あと一冊分、話が残っているのかが心配ですが、先日の管理人の海外逃亡にてイタリアを選んだ事に多少の影響を及ぼしたマンガですので、もうちょっと頑張って頂きたい。最初っからハッピーエンドになるハズの無い話ではあるのですが。。トリエラとペトルーシュカには生き残ってほしい。

原発を占拠したテロリストとの最終決戦。

核爆弾の起爆を阻止しようと、壁一枚隔てた見えない相手との会話からのプロファイリングシーンは含蓄があってスリリングで手に汗を握ってしまいました。サンドロ、カッコ良過ぎ。

「隻眼の英雄気取りか!」

「・・・待てよ。オレが核を止めなきゃいけない理由はもっと切実だ。
 大切な人がガンになった。チェルノブイリの汚染のせいだ。
 彼女は死んじまった。そんなのは二度とゴメンだ。」

そして城門の守将ホラティウスは言った
地上に生きるもの全てに遅かれ早かれ死は訪れる
ならば先祖の遺灰、神々の聖堂のため
強敵に立ち向かう以上の死があるだろうか
かつて私をあやしてくれた母のため
赤ん坊に乳をやる妻のため
永遠の炎を灯す清き乙女のため
恥ずべき悪漢セクストゥスから
皆を守る以上の死に様があるだろうか
執政官どの、早く橋を落としてくれ
私が二人の仲間と共に敵を押し止めよう
この橋を埋める一千の敵を三人で防いでみせよう
さあ、私の傍らに立ち
共に橋を守るのは誰か?
~トマス・B・マコーリー「橋上のホラティウス」より~

丁度タイミングよく(?)、どこぞのドジョウが「収束宣言」を出してました。
果たして、今のこの日本で『恥ずべき悪漢』とは誰の事なのか。
・・・多過ぎて紙面を埋め尽してしまいそうなので寝ますm(_ _)m。

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このページは、skoyamaが2011年12月20日 01:26に書いたブログ記事です。

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