Complete 3 Tower in Toscana

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そういう事で、一週間休みを取ったので、イタリアに行って来ました。
何を隠そう、別に隠してもいないのですが、エエ歳して海外には行った事がありませんでした。
自称「信州ヲタク」のため、『どこかに』となると『長野か岐阜かに』ってなっていましたので(^^;)。

そんな管理人が、何を血迷ったか、初海外で、かつイタリア語どころか英語もままならないのに
添乗員無しの所謂フリープランとかいうヤツで一人で行って来てしまいました。

大丈夫なのか?!何とかなるのか?!
って、何とかなったので無事帰って来れたのでしたがm(_ _)m。

朝一関空からまずはフランクフルトまでひとっ飛びです。
まだこの辺りは日本語が通じるので余裕綽々。

フランクフルト空港に到着してボードで乗り継ぎ先のゲートを確認です。
とにかく広くて、Axx-Bxxと何十本もゲートがあるのですが、次の飛行機のトコロには
「B」と書いてあるだけ。。

とりあえずチケットに書いてあるゲートのところまで、徒歩約10分(広い)。
んが、到着すると違う便名が書いてあります。
聞いてみたところ、変わったみたいなのでまたソコから徒歩10分(広い)。
着いてみたところ、画面にはWindowsのエラーメッセージが表示されてました(-_-;)。
さらにゲートをくぐってバスに乗り込んで、飛行機まで約10分。どんだけ広いんだ。

乗り替えてみたら、日本人が一人もいなくなりました(-_-;)。
が、まぁここからは約1時間半のフライトなので、特にトラブルも無く到着。
夕方になっちゃったので、その日は観光する事も無く就寝しました。

今回宿泊したホテルは駅からは徒歩で15分ぐらいかかっちゃうのですが、
アルノ川沿いでウフィッツィ美術館から目と鼻の先というナイスなロケーションでした
(下の写真の向かって左から2件目の白い建物)。

とは言え、今回は美術館はオールパスしています(^^;)。
賞味現地では3日しかなかったので、予約とかしてしまうと日を固定にしてしまわないと
いけなくなり(予約しないと長蛇の列)、他所を見て回るスケジュールに影響が出てしまうと
思ったからです。

元々、『絵』とか正直よく分かりませんし、『建物』とか『街並み』とかを見るのが
好きなモノですから。。絵は次にでも(次があるのかどうか不明)。

さて、あらためて現地1日目。
今日はフィレンツェの街中をとにかく歩き回ります。
まずはやっぱりコレ、サンタ・マリア・デル・フィオーレでしょう。

こんなモンを700年も前にどうやって作ったんでしょうか。
石積み+大理石で表面には細かい装飾も施されていますし。
昔は「労働力」って、言い方は悪いですが掃いて棄てる程に使えたんでしょうね。
もしくは、キリスト教への盲信(失礼)か。。。

街中を歩いていると、ビルの向こうに『ズゥ~ン』とドゥオモ部分が現れて、
その遠近感が異様に狂ったような構図に思わす頭がクラクラしてしまうほどです。

朝一のため、あまり並ぶ事も無く聖堂の中に。
内部は外装ほど派手でもなく、でも床の大理石の装飾やクーポラ(ドーム部分)の天井の
フレスコ画、『最後の審判』はやっぱり絵心の無い管理人が見てもステキでしたね。
あんな高い天井にあれほどの微細な絵を描くとか、一体どれだけの時間を要したのやら。。。

外に出てみたら、クーポラに上る入り口には既に超長蛇の列が出来ていたのであっさり断念。
隣に立っているジョットの鐘楼に登る事にしました。
高さ約84m、もちろんエレベータなど無く徒歩です。

ひーこら言いながらも、何とか踏破!
隣のドゥオモのクーポラの方が微妙に高いようです。

街並みは「オレンジ一色」。
この辺りは『歴史地区』に指定されているので、おそらく今はこういう色にしなくちゃ
いけない事になっているのでしょう。パラボラアンテナなどもオレンジ色でした。

サンロレンツオ教会や、中央市場方面。
中央市場にも行ってみましたが、黒い猫の「宅急便」の旗が立ってました。
が、実際今回の旅行の現地3日間で、日本語を喋ってる人を見かけたのはたった4回ほど。
まぁ、ちょっと旅行シーズンとは離れているからでしょうか(平日でしたし)。

しかし、街中は連日「ここは原宿か」と思うほどに人で溢れ返っていました。
やっぱりヨーロッパの人って、ちゃんと休み取って遊んでんだなぁと思いました。

レブプリッカ広場方面はブランドショップなども多く、黒塗りのベンツ軍団が横付けしてて
映画で見るイタリアンマフィアみたいなスーツ+サングラス姿の人を沢山見かけました。
あれは怖い(笑)。

サンロレンツオ教会とメディチ家礼拝堂も見学。
正面の外壁って、他と違うなと思ったら作りかけのまま放置状態のようですね。
この辺りは、周りが皮製品などの露店で埋め尽くされていました。
本物かどうか見分けがつかないので何も買ってません(笑)。

サンタクローチェ教会も見学。こりゃまたデカイ!!
ここら辺には団体客御用達のショップが幾つかあるようで、とにかく中国人の団体に
道を阻まれて、細い路地とかで何度も「あ、ダメだこりゃ」と違う道に引き返したりしました。

ヴェッキオ宮は無料の場所だけ見学。
ん?何だか塔が歪んで写ってる?(-_-;)。

前のシニョーリア広場には幾つもの彫像などが立っており、野外美術館の様相です。
横にはミネラルウオーターの無料給水所が出来ており、水の補給に重宝しました(笑)。

庁舎(現ウフィッツイ美術館)→ヴェッキオ橋→ピッティ宮を結ぶ回廊。
その昔、エライ人が外を歩かずに行き来するために街中に作った1kmにも及ぶ廊下の建物です。
やる事のスケールが違いますな。。

こちらがヴェッキオ橋。
橋の両脇に建物が建っていて、貴金属関係を売っています(建物の上にはさっきの廊下の続き)。
昔は肉屋が並んでいたのを、「臭い」と追い払われたとか何とか。
貴金属もよく分からないので何も買ってません(笑)。

小高い丘を登ってミケランジェロ広場までやって来ました。
でっかいダビデ像のレプリカと一緒にフィレンツェの街を一望できます。

上の写真だとスケール感がよく分かりませんが、手前に人を入れると
そのパノラマぶりがよく分かると思います。
(ここは少し奥に入ったサンミニアートアルモンテ教会の前)


現地2日目。
バスに1時間ほど揺られて、シエナという町にやって来ました。

世界一美しい広場と言われる「カンポ広場」。
すりばち状に傾斜が付いていて、1年に一回ココで地区の代表による馬のレースもあるそうです。
こんなトコ、馬で走ったら危なかろうに。。

ここでも塔に登ります!!
プッブリコ宮に併設されているマンジャの塔、約102mです。
途中狭いため、入り口で入れ替え制みたいになっていました。

とりあえず踏破!!
階段が所々超狭いので大柄なガイジンさんはかなり苦労されていましたが。

カンポ広場を見下ろすと。。。
と言いつつ、(頂上では)壁の向こうなので実際には見下ろす事が出来ずにカメラだけです。

こちらは少し離れたところにある市立美術館の屋上から。
マンジャの塔は上に天井(というか鐘)があるので、低いですが360度見渡せる
コッチからの方がパノラマ度は高いですね。ここも入れ替え制になってました。
最後の螺旋階段がコレまたさっき以上の狭さだったので、ガイジンさんは(以下略)。

ドゥオーモも見学。
間違えて「3days」とかいうチケットを買ってしまい、5ユーロ無駄にしました(x_x;)。


現地3日目。
バスに1時間ほど揺られて、サンジミニャーノという町にやって来ました。

こちらは、端から端まで歩いても、15分もかからないような小さな町ですが、
その昔は街道沿いであったために裕福だったらしく、70を超える塔が林立していたとか。
今は、壊れたり壊されたりで10数個しか残っていないそうです。

遠方から見ると、コレまた異様に「ニョキニョキ」と塔が建っており、
よからぬ秘密基地か何かかと厨二心をくすぐります(笑)。

サンジョヴァンニ門をくぐって街中へ。
入ってすぐのところに、あまりガイドブックなどには載っていない「拷問博物館」がありました。
まぁ、何と人間とはかくも残酷な生き物なのか。。

町の中心、チステルナ広場辺り。
ををを「ニョッキニョキ」(笑)。

狭いトコロなのですが、途中に坂も多くて、お歳をめした方などは
歩くルートによっては結構苦労されていたようでした。

下は「悪魔の塔」。
真ん中辺りにある3本の傷は悪魔が引っ掻いた跡だそうですが。。
まぁ、実際は砲弾の跡じゃないのかなという気もします。

ここでも塔に登ります!!
ポポロ宮に併設されている「グロッサの塔」、約54mです。
階段が新設されているので比較的楽でした。
昔はハシゴだけだったんでしょうかね、コレ。

とりあえず踏破!!
トスカーナの緑がまぶしいです。

広場の方もこんな感じに。
どこもかしこも屋根はオレンジ色ですね。
天気が良過ぎてどの写真も白飛びしていますが。。

これは「双子の塔」。
とりあえず、昔は富の象徴という事で、競って高い塔を建てまくったそうです。
その後に衰退して、ある種時代に取り残されたような感じで街も昔の状態をとどめているそうです。

最後、フィレンツェに戻って、新市場のロッジアの猪のブロンズ像の鼻を撫でてきました。
口からコインを落として下の受け皿にうまく入ると、またフィレンツェに来ることが出来ると
言われているそうですが、そういう無駄金は使いませんでした(笑)。

翌日は朝から帰宅です。
いきなりフィレンツェ→フランクフルトの便が1時間以上も遅れてしまいどうなる事かと思いました。

広いフランクフルト空港で廊下を猛ダッシュ、動く歩道で猛ダッシュ、エレベーターが
なかなか来ないので階段を猛ダッシュ、で間に合いました・・・広過ぎるんじゃ(笑)。

何とか乗り込んでから・・・滑走路が1本閉鎖されたためとかで、そこから1時間半待たされました。
あのダッシュは何だったんだ・・・orz < 免税店に戻らせて

まさかの連日35度近くの真夏日の中を歩き回ったので最後は死にそうになりましたが
無事に帰って来れました。やっぱり日本が一番イイ(爆笑)。

コメント(3)

JGさん>
 写真が多くなってしまったので、ジェラートは別腹(別エントリー)にてm(_ _)m。

たにやんさん>
 事前に1軒レストランを紹介して頂いており最終日に行こうと思っていたのですが
 何としたことか、余りの暑さのためにダウンしてしまい断念しました(^_^;)。

 で、本当に運動しに行ったようなモンです。
 一応、塔3つ制覇のために、5月頃から毎日職場のある7階までエレベーターを使わず
 階段で登り降りしていたので、その成果はあったようにも思いますが、それでも疲れました。

言って頂けたら、元クライアントさんが勤めているレストランをご紹介させて頂きましたのに。

で、イタリアへは運動の為に行かれたんですか?

天気が良くてなによりでした。
ジェラード編の公開を待っております ♪

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このブログ記事について

このページは、skoyamaが2011年10月 8日 23:59に書いたブログ記事です。

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