角坊主(仮)その後

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[この時]に書いた、平城遷都1,300年のマスコットキャラですが、
その後批判的な意見が多いとか、ネットやらTVやらで取り上げられてるようで。
mixiでも、早々に「白紙撤回を求める会」とか出来てましたし。

そんな中、作者さんが、受け付けたメールへの返事を一部HPで公開されてます。
[平城遷都1300年祭・マスコットキャラクターについて]

ざっと目を通しましたが、大体以下のような内容でいいでしょうか。

・自分からの意思でなく、代理店経由でコンペ参加の依頼が来た。(責任逃れ)
・「マスコット」としてではなく、自分の中での「奈良」をオマージュした。(奈良は妖怪都市か)
・参加要件に「かわいいキャラを作れ」とかは一言も書いてない。(空気読め)
・「ひこにゃん」は今の今まで知らなかった。(世間知らず)
・作品はアートなので今はどう思われるか知れないが後世に評されると思う。(何様?)
・苦情はこれを選んだ奈良県か電通に言ってくれ。(逆切れ)

まぁ、何と言いますか、この手のキャラクターって、基本的に「は?」みたいなのばかりですし、
今回も県や電通も今まで通りに、特に何も考えずそれっぽいバカ絵を選んだだけなんだと思います。

ただ、直近に「ひこにゃん」という稀に見る成功事例があったがために、その落差の大きさ具合が
皆さんに琴線に触れたのだと。。。しかし、当事者側はおそらく、

デザインした人
 ⇒奈良をイメージした「芸術作品」を作った。
広告代理店
 ⇒とりあえず受けた仕事なんで、それっぽい人を推挙した。
奈良県
 ⇒新し過ぎず、一目で奈良と分かる素材を選んでみた。

と、単なる数ある仕事の中のひとつとして非常に事務的に事を進めただけであって、
「これで一発当ててやろう」とか、そんな事は微塵も思っていなかったというのが
真相ではないかなと思います。いや、そうでなけば、ありえないぐらいヒドイ出来だと(^^;)。

そんな中、過ぎた仕事は放置の方向の代理店は口出しする訳も無く、
奈良県は「こんなに反響が!!」と、逆に喜ぶ始末で、
お鉢の回ってきた作者さんが、個人であるが故に対応せざるをえなかった、
という感じで「お返事公開」となったのでしょうか。

下の絵は拾ってきた画像ですが、同じような素材でもこんな感じになってれば
せめてマスコットっぽくなったのですがねぇ。

これなら何とか

お金に関しては、どうせ電通が途中で抜いてるだろうと思ったら、どうやら全額作者に行ってるようで。
版権を全て渡しているので、いわゆるキャラクターデザイン料としてはそんなモンかなと思いますが、
このような公共性の高いモノにに関しては、桁1個落とした辺りが妥当なところだと感じます。
ある種の名誉賞みたいな。本人は貰う気マンマンですけど(-_-;)。

あと、こんな写真が転がってました。
コラでは無いのかという意見が多いようですが、だとしても未来予想図だと思います(笑)。

阿鼻叫喚絵図

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今日、知事自らが「変更しない」と言ったそうです。
まぁ、そうでしょうねぇ、面子のためにもお金のためにも。
決して「県民のため」では無いところが、彼のおくゆかしさです。(-_-#)

騒ぎの模様、夕べテレビでやってました・・・、
あっ、これだなと思って観てました・・・^_^;

地元の今朝の新聞にも載ってました・・・
だんだん、騒動が大きくなってきたような、・・・

でも、あれじゃなりますよね、誰が見ても、(失礼)
芸大の偉い先生の作品?だそうで、・・・

しかし、役所のやることはこちらでも同じようなことが多々あります・・・

が、それだけに、逆にトップがしっかりしている(断乎とした信念)と、
弘前の前川建築詣でのようにもなりますね・・・
http://www.hirosaki.co.jp/htcb/histroy/coram/

やはり、何事もリーダー次第という事かな・・・
でもそのリーダーを、選んでいるのは我々なので、・・・(笑)

D痛とかエッチ堂とか、ネットでは基本的に目の敵ですしね(~_~;)。

今回もD通がらみでしたか?
やっぱりねぇ~。。。

たにやんさん>
 2枚目、なかなかいいでしょう?
 これだったら着ぐるみも人気が出ると思うのですが。。

ぼーべんさん>
 やっぱり、企業と公共組織の差が出てますよねぇ。

このまま撤廃されない場合、携帯ストラップの角が子供の目に入ったと難癖をつけて、
PL法を盾に係争に・・・って、そうなったら税金から賠償金が払われるだけか!
最悪や!!(;´ `)

えぇ。。らいよんチャンの方が、よっぽどイケてると思います。(^^ゞ

2枚目ならマスコットとして笑えますけど、やっぱり1枚目には違和感を感じますね。

で、3枚目。
子供が大泣きしてるし。
正直怖すぎます。確か中華街にあんなお面ありましたよね。

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このページは、skoyamaが2008年3月 8日 17:00に書いたブログ記事です。

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