真田山

本日は昼からの出社だったのですが、ちょっと時間に余裕がありましたし、随分と暖かくなってきたので、乗換駅の鶴橋から職場のある京橋まで歩いて行きました。JR環状線４駅分で、電車だと10分弱、普通に歩いたら４０分ぐらいのはずですがダラダラ歩いたので１時間半ほどかかってしまいました(^^;)。

途中、玉造駅横の路地に人だかりが出来ており、何かあるのかなと思ったら[幸村ロード]とかいう"のぼり"が立っていました。2014-2015年は、大阪冬の陣・夏の陣から400年という事で、アチコチで色んな催しが計画されているそうで、その一環のようです。

真田幸村が陣を張った場所が近くにあるので、この路地に面した幾つかのお店でイベント的な事をやっているようなのですが、メインが「幸村バーガー」というハンバーガーのようでした。戦国武将とハンバーガー・・・一体どういうトコロからそういう発想が出てきたのかさっぱり分かりません(-_-;)。とりあえず何も買わずにスルーして、その幸村が陣を張ったという「三光神社」に行ってみました。

ををを幸村像がお出迎えです。しかもその横の石垣に大阪城の地下まで掘らせたという抜け穴跡がありました。さすがにちょっと距離があり過ぎて眉唾だとは思いますけど、ここら辺りは大阪城の大外の堀の更に外側で、上町台地の縁のこんもり盛り上がった地形にあるので南からの敵を迎え撃つには最適な陣が張れたのでしょう。

裏手（？）に回ると、噂では聞いた事のあった[真田山陸軍墓地]がありまして、数千基の墓石に圧倒されてしまいました。こんなトコロに極右のＧさんをお連れしたら、また号泣して大変な事になるのじゃなかろうかと、不謹慎な事を考えてしまいました。ちょうど研究会をやっていたようなのですが、さすがに覗いて見る気も起きず真田山を後にしました(^^;)。

そう言えば、確か小学生の頃だったと思うのですが、初めて自分一人で映画を見に行ったのが・・・えーっと・・・・そうそう、[真田幸村の謀略]という映画でした。もうちょっとマトモな歴史モノだと思っていたら、途中から段々と奇天烈な内容に変わって行きまして、子供心に「日本の映画界には上から下まで馬鹿しかいないんだな」と悲しくなったのを憶えています(笑)。あ、もちろん、こんな寄り道はしましたが、ちゃんと出社して仕事もこなして来ました(^^;)。