甘い話

新聞とかを見ていますと、原発を2030年代にはZEROにするという方針になったとか。まぁ、あの政党（の政府）は嘘しか言わないのでどうなるかは分かりませんけど、今ある原発は再稼働して使うし、核燃料サイクルは続けるという話なので、とりあえず神輿だけは上げて選挙は乗りきっておいて「やっぱりZEROは無理でした、ﾃﾍﾍ」でお茶を濁す気マンマンだとは思います。

しかし、TVとか見ていますと、相変わらず自民党の方（総裁選出馬している人）の話を聞いていると、ハナから「無くさない気マンマン」で、それはそれで潔い意見にも思いますが、政治家は「目に見える今」よりは、多少嘘でも「薔薇色の未来」を語ってほしいモノだと思います。「本当に無くせるのならいいけど出来ない事かもしれない事は言えない」というのは、最初から努力を放棄しているのと同じだと思うからです。

連中のZERO化案の反対意見ですが、大体以下の通りのようです。
・廃止しても核のゴミは残るから。
　⇒停めるより動かした方がゴミは余計に増えるでしょうよ。
　　嫌でもゴミは残っているんですから逆に処理する技術を開発して売るぐらいの根性は無いのか。
・中国や韓国は原発を増やすと言ってるのでソコで事故が起こったら日本にも被害が来る。
　⇒隣の工場が産廃を川に流しているのでウチの工場も捨てる理論と一緒。
　　一緒にやめましょうよ、となぜ言えないのか(聞いてくれるかどうかは別問題)。
・原発を作っている会社が困る。
　⇒国内で無くなっても海外に売ればいいじゃないですか。
　　「日本は立地の問題があるからヤメたけど、お宅の国なら大丈夫(なんでしょ？)」でヒトツ。
・電気料金が上がる。
　⇒元々、原発製電気の原価には最終処分費用や自治体への補助金が含まれていないので
　　絶賛ダンピング中であるという説に対する明確な回答が無いス。

素人の管理人が考えるだけでも、ホイホイと反対意見が言えてしまうので、何の説得力も無いと思います。[コッペリオン]みたいに、お台場に原発を作るというのなら、止めはしませんが・・・ま、この漫画は地震で原発がメルトダウンして東京一帯が立ち入り禁止区域になってしまうという、どこかで聞いた事のあるような内容を先取りした話なんですけどね(-_-;)。