完全犯罪に猫は何匹必要か?

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今日も普通に仕事でして、特に書く事も無いので最近読んだ本でも。

タイトル買いしました(笑)、東川篤哉 - 「完全犯罪に猫は何匹必要か?」

招き猫4体+α、実ネコ6匹ほど出て来ましたが、結局のところ完全犯罪は成立せず。
それほどまでに完全犯罪は難しいのでチャレンジするのはやめましょうという教訓を・・・
え?そんな話では無くて?(^^;)。

出だしで失踪猫の謎が、中ほどで密室(?)殺人のトリックも分かってしまうので、そこからの解説がかなり眠かったような。無駄に登場人物間での掛け合いとかもあったりしますし。後半まで引っ張るほどの謎でも無いですし、かといって即バラシしたのでは薄っぺらくなってしまいますし、難しいt頃だとは思いますが、刑事と探偵の掛け合いをもっと前の方でやっておいて、ネタバラシエリアはサラっと流した方がテンポ的にもよかったのではないかと思います。

どっちかというと、アリバイトリックよりも死体に味噌汁がかかっていた謎の方が思い付きませんでした。そんなアホな理由があるか、科学捜査を舐め㌧かっちゅう話なんですけど(笑)。

シリーズ物なので登場人物の人となりがあまり書かれていないところも微妙にマイナスポイントのような気もしますけど、お気楽に本格っぽいミステリを読む分には充分楽しめる一冊だと思いました。

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このページは、skoyamaが2010年11月28日 21:48に書いたブログ記事です。

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