違法!違法!キー!

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ちょいと2日ほど遅れていますが、割と話題になっているようなので取り上げてみます。
まぁ、この手の仕事とはもう縁が切れましたけど趣味の範囲で(~_~;)。

[音楽保存サービス:ストレージ利用は著作権侵害]

記事は幾つかありますが↑ココのが一番分かりやすい絵を載せてるので(^^;)。

今回「著作権侵害」と判断されたのはこんな感じのサービスです。

直リン、スミマセンスミマセン

ユーザーは音楽データをパソコンから同社のサーバーに保存し、
携帯電話へのダウンロードはユーザー本人しかできない

まぁ、音楽ファイルをHP上で公開したり、P2P内に放流したりするのは
不特定多数の人にばら撒く事になるので違法、というのは分かります。

ですけど、今回やり玉に上がったサービスは、自分自身でしか取り出せず、
どう考えても、保障されているはずの個人複製の域に入ると思うのですが。。

しかし下された判断は・・・

サーバーは同社が所有、管理しており、同社にとってユーザーは不特定の者。
複製と公衆(不特定多数)への送信の行為主体は同社

・・・

こいつアホか( ̄△ ̄;)。

お客さんが「不特定の者」だからダメって・・・個人相手の商売って、全部ソレに当たりますけど。

しかも、本人しかダウンロードできないのに、「公衆(不特定多数)への送信」って、
いや、だから~・・・「多数」じゃないと言うとるでしょうが。

携帯電話なんですから、「特定個人」ですよ、相手は。

大体からして「送信」じゃなくて「受信」だっつーんですよ。
言葉の意味を理解して使ってますか?

ビジネスロジックが内在している事がちゃんと分かっていますか?

しかし、これがアウトだったら、レンタルサーバだけでなく、オンラインストレージ
関係のサービスも厳密な意味では全滅でしょうなぁ・・・。

自分しか扱えないデータだとしても一瞬でもネット上に置いたら、
サービス事業者が「公衆に送信した」って事になるようですから。
(↑"アップロードした人が"、じゃないところに注意)

下手すると、メールもアウトですな。
著作物が添付されたメールを中継したからISPの中の人も逮捕っと。

もっとストレートな例を挙げると、本をコンビニのコピー機でコピーしたら
コンビニの店長が著作権侵害で捕まる、って事ですね。
(最近のコピー機は、一旦データをメモリに蓄積しますからね)
全国のコンビニ屋さん、今すぐに夜逃げの準備を!!早く!!(笑)

裁判官には時々法律オタクで実情に合わない判決を出す人がいますけど、
今回はどう考えても、意味が分からずに「著作物」「複製」というキーワードだけで
「ダメ」って脊髄反射しかとしか思えません。

分からない事を「分かりません」ときちんと人に言うという事は、
何ら恥ずかしい事ではないので、小学校からやり直して来いと言いたいです。

こんなアホげな判断を下したのは、誰かいなと思っていますと、

・・・

嗚呼、ジャストシステムに一太郎の販売を中止しろと言った人ですか('A`)。

何年経っても進歩しませんなぁ・・・この馬鹿。

著作権ヤ○ザと言われて久しいJASRAC、さすがに心得ていますね。
この人が裁判官になった段階で「勝ち」みたいなモンですから・・・。

・・・裁判官って指名制度があるんでしたっけ?(^_^;)

※言葉のあやで「逮捕」とか書きましたけど、違法と判断されただけで、
 本当に捕ってる訳ではありませんので、念のため(^^;)。

コメント(6)

>>狙い通りの人で無かったら、一旦取り下げして、また訴状を提出する…。
>んで、ちっとも他の案件が進まないんだよなぁ。。。。(-_-;)

 大体、日本の裁判自体が遅過ぎますわなぁ。
 えさん、改革のために立ち上がって下さい(笑)。

>気に食わない人に当たったら、「チェンジ」とか言い放ちそうで(~_~;)。

ホント、それが云えたらどんなに夜の生活が充実することかと思うと....(^^ゞ


>狙い通りの人で無かったら、一旦取り下げして、また訴状を提出する…。

んで、ちっとも他の案件が進まないんだよなぁ。。。。(-_-;)

>狙い通りの人で無かったら、一旦取り下げして、また訴状を提出する…。

 プロ市民の方の間ではよく使う手法だという噂ですね。。。
 怖い怖い。。。

>著作権ヤクザ達は一体何をしたいんだ!?

 テレビ放送のネット配信って、二転三転してますね。
 どの業界にも利権を守ろうとするヤ○ザサンは存在します(-_-;)。

ホント、地裁の裁判官って融通が効かないってか、凝り固まった人ばかりですな…(-"-)
でも、地裁レベルだと自分に有利な判例が多い裁判官に担当させる技があるみたいですよ。
訴状を提出すると担当の裁判官が誰になるか分かるらしく、それが狙い通りの人で無かったら、一旦取り下げして、また訴状を提出する…。
この繰り返しで狙った裁判官が担当になるまで頑張るとか…。

似たような事例で、前に「録画ネット裁判」てのがあったのですが、その判決も酷いものでした。
裁判所の固い頭のせいでひとつのニュービジネスが世の中から消えました。
知り合いが立ち上げた事業だっただけに、とても悔しかった(-"-)
しかもその後、大手メーカーが同様の製品を出した時は合法判決が出されるとは…。
著作権ヤクザ達は一体何をしたいんだ!?

気に食わない人に当たったら、「チェンジ」とか言い放ちそうで(~_~;)。

もし指名制度があるなら、この人この手の業界の「顧問裁判官」になるでしょうね。

「大丈夫、あの人単語を繋げただけで考えて(言葉の意味考えないで)判決出すから」なんて言われちゃうんでしょうね。

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このページは、skoyamaが2007年5月27日 21:39に書いたブログ記事です。

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